町田市小山田で10年も続く リニア巨大トンネル立坑工事が始まります!工事説明会の前に知っておこう

学習会  10月13日(土)
  時 : 午後1時30分より 
  所 : 小山市民センター会議室  
          資料代 300円         
主催 : リニア町田 
リニア中央新幹線を考える町田の会)           


迫りくる大地震、人口減、高電磁波、自然破壊などリスクは一杯。
現新幹線方式でも試験時速440km出せる時代。  
9兆円かけて大失敗確実と言われるこのリニア事業はそれでも何故か止まらない。

 町田市では3ヵ所の立坑(非常口・直径30m 深さ約100m)が先ず
掘られ、そこから重機、資材を入れ、土砂を排出しながら横に直径13m
の巨大トンネルを市内10km堀り進みます。

小野路に続き 小山田町に近く着工。 工期約10年。 
「大深度法」により我が家の真下にトンネルを掘られても一切補償がありません。     
工事による立ち退き、不明な土砂の行先・通過経路、振動、騒音、地盤沈下・隆起、地下水枯渇・漏出、そして動植物への環境影響など・・・数多くの不安・疑問はどうなのか。

 そこで「リニア町田」の会では近く行われるJR東海の工事説明会の前に これまで得た情報の交換、そして対策を考えるための学習会を計画しました。
近隣各地の関係するみなさんによる情報から、何が問題なのか、どう取り組むべきか、みんなで話しあいましょう。

予定  第1部  「リニア町田」 からの報告 (約30分)
           お隣の相模原、川崎の「リニアの会」の方からのお話  (約10〜15分)
           リニア裁判担当の弁護士さんなど
     第2部  質疑応答、意見交換 (終了 4時30分)          
★連絡先 「リニア町田」共同代表   
     河合 042―791−8146
     藤井 042―729−5725
     桜井 090−3547−1067

静岡市 9.18 <リニア宿舎資材搬入への抗議と知事への申入れ、記者会見!>

市民グループメンバーが昨夜から南アルプスゲートで待機し9:00〜10:00の間にトラック4台が「宿舎建設」のための「コンテナ事務所」「機械器材」を運び入れたことを確認。
青葉公園で着工への抗議キャンペーン、知事への申入れ、記者会見。どのように伝わっただろうか。テレビ局、新聞でどのように伝えられるのだろうか。これからが正念場です。
(松谷清さん)




川勝平太静岡県知事様               2018年9月18日
JR東海に対し環境影響評価条例に基づき
リニア新幹線・宿舎建設工事の中止要請を求める申し入れ書
  
南アルプスとリニアを考える市民ネットワーク静岡
共同代表 有元利通 八木 功 服部 隆 増田和明 松谷 清
              連絡先 静岡市葵区鷹匠3−3−1地球ハウス
?054−209−5676 Fax054−209−5675
 JR東海は9月14日に県政記者クラブで会見を開き9月18日からリニア中央新幹線南アルプストンネル工事に向けて準備工事としての作業宿舎の建設に取り掛かることを公表しました。多くのマスコミからは水資源をめぐる関係自治体、及び窓口としての静岡県との協定を結ぶことなく「見切り発車」とも言える工事着工に批判的報道がなされています。このような宿舎建設工事の着工が許されるのは、静岡県自体が有識者会議設置(水資源、自然環境)により厳しい姿勢も見せながら一方で「準備工事(宿舎建設や林道整備など)が大井川の水資源や自然環境に与える影響は小さい。宿舎建設の環境への影響は小さい。水資源への誠意ある対応を求めたい」(難波副知事コメント)との認識を示していること、及び静岡市も同様の認識を持っていることが背景にあります。
 果たしてそのような認識でいいのでしょうか。
JR東海は着工記者会見と同時に静岡県環境影響評価条例に基づき宿舎建設工事着手前の事後調査報告書を県に提出しました。静岡県は1ヶ月に渡り県民意見を募集するとのことです。この準備工事を巡る最大の問題は「地元住民への丁寧な説明と詳細な情報提供により着工の是非を判断すべき」としたリニア新幹線工事を認定した国土交通大臣の環境影響評価への大臣意見が尊重されているか否か、です。つまり、宿舎建設工事に対する公開の場での事後調査報告書の議論はおこなわれたのでしょうか。一度もなされないままに工事が着工されていることに最大の問題があります。宿舎建設工事の後には林道整備そして本体工事が待っています。最初の工事となる宿舎建設において環境影響評価条例に基づく厳密な姿勢を示すことが重要であるという観点から以下の申し入れを行います。9月25日までに文書による回答を求めます。

 1、JR東海は9月14日付「(宿舎建設工事着手前)事後調査報告書」を工事着工の記者会見で明らかにし、静岡市南アルプスエコパーク林道条例により「宿舎資材輸送」の通行許可が出されたとして18日から着工するとのことです。一方で静岡県が1ヶ月間にわたり県民意見を求めるとのことです。「県民等の意見および県知事意見に配意・勘案せず着工すること」の制度的妥当性をどのように考えているのか、明らかにすること。

2、県民等の意見をもとに県知事意見を述べる際には環境影響評価審査会、及び自然環境有識者会議に意見聴取を行うこと。

3、静岡市南アルプスエコパーク林道条例に基づく林道の通行許可の際に静岡市長からJR東海の環境影響評価書はもとに「適正な審査」を行ったとコメントが出されています。実情を確認するのは静岡県の制度的責務です。

①「適正な審査」とは環境影響評価書との関係においてどのような審査をおこなったことをさしているのか市長の意見聴取を行うこと。
②特に宿舎建設工事エリアには動物・植物など数十種に亘る希少種があり椹島地区では6ヵ所において希少種が存在しており、アオキランなど絶滅危惧種は昨年、移植したとのことです。アオキランは9月が開花時期で移植が成功したかどうかはこの9月に確認する必要があります。専門家による現地調査が行われたのか、移植が成功したのか、どうか、静岡市長に意見聴取を行うこと。
JR東海は環境影響評価書では林道東俣線にてロードキル(車による両生類や動物の轢死)発生のおそれがあると認めましたがその対策が適切に実行されていると判断した根拠について、静岡市長から意見聴取をおこなうこと。
④環境影響評価手続きでは林道東俣線沿いでの鳥類相調査がなされていないが希少な鳥類(猛禽類を除く)が営巣する可能性についての静岡市長の見解を聴取すること。

6、静岡市南アルプスエコパーク林道に基づいて「宿舎建設資材輸送のための林道の通行許可申請」が行われ静岡市の通行許可を出すときには、静岡県中央新幹線工事調整連絡会での情報共有が行われることになっていますがどの段階で静岡市からの連絡はおこなわれたのか、明らかにすること。

7、これらのことが県民に明らかにされるまで、宿舎建設工事、それに関わる全て工事の中止もしくは延期をJR東海に要請すること。


※これに先立って報道された記事

ストップ・リニア裁判14日、とシンポジウムに「田園調布住民の会」が登場。横断幕の緑色は田園の色。

 テーマは《リニアに奪われる住民の権利》で沿線各地から発言あり。JRの横暴さが表面化してきました。
午前には国交省へ「大深度使用の認可をしないこと」を求める申し入れもしました。(懸樋 哲夫さん)





ジャーナリストの樫田秀樹さんがブログに報告をアップ。
裁判長とのやり取り詳細が記載されています。

リニア、笑いが続いた傍聴席。裁判長は「モワとした事業認可なのだから、原告適格もモワとしたものでもご主張いただけないか?」と言った…。

ストップ・リニア!訴訟第11回口頭弁論のお知らせ/第6回シンポジウムの案内/原告団事務局

原告側の主張に対する被告(国)側の弁論が行われる予 定です。被告の書面提出による反論だけではなく、私たちは法廷での意見陳述を求めます。


http://linearstop.wixsite.com/mysite
<転載>
被告(国)側はどのようにリニアの妥当性を立証する のか、弁論を求め大結集で傍聴席を埋めよう!
期日: 9月14日(金)
時間: 午後2時30分
(開廷時間) 集合: 午後1時15分
(東京地方裁判所)

第11回口頭弁論が9月14日(金)午後2時30分から東京地方裁判所103号法廷で開かれます。

法廷では引き続き原告側の主張に対する被告(国)側の弁論が行われる予定です。被告の書面提出による反論だけではなく、私たちは法廷での意見陳述を求めます。 これまで同様多くの皆さんの結集で傍聴席を埋めてください。原告側代理人も意見陳述を行う予定です。
法廷では拍手などはしないで静粛に!

報告集会 シンポ『リニアに奪われる住民の権利』
(参議院議員会館101)<9 月 14 日の行動予定>
13:15 東京地裁前集合
沿線各地の報告
地裁前集会
14:00 傍聴券抽選
14:30 開廷、15:20 閉廷 15:45 裁判報告
16:20 シンポ『リニアに奪われる
住民の権利』
参議院議員会館1階101会議室
(14:30~1階ロビーで入館証配布)
18:30 終了予定

ストップ・リニア!訴訟 第6回シンポジウム
リニアに奪われる住民の権利

リニア新幹線の工事が始まりました。各地で住民との対立が生じています。
杜撰なアセスであったがために、当然起こるべくして起っていると言えます。
残土処理、騒音、日照、立ち退きなど、1都6県の各地で、それぞれ特有の問題が発生し、生活が脅かされ始めています。それは、憲法で 保障されている生存権や幸福追求権の侵害でもあります。
私たちが受け始めている住民の権利の侵害を共に話し合い、共有したうえで今後の対策を考えましょう。

9月14日(金)
午後4時20分~
参議院議員会館
1階 101会議室
リニア沿線の1都6県(東京、神奈川、山梨、
静岡、長野、岐阜、愛知)住民代表
司会進行 川村晃生(リニア訴訟団原告団長) 主催:ストップ・リニア!訴訟原告団
リニア新幹線沿線住民ネットワーク

ストップ・リニア!訴訟原告団事務局:問合せ 080-6545-8784 橋本

東京地裁は、地下鉄丸ノ内線、千代田線 A1出口から徒歩1分です

この度、南アルプスとリニア計画の問題点について知ってもらうために自費出版で本を出しました。(大鹿村 宗像さんよりお知らせ)

雑誌「山と渓谷」のインタビュー連載が1冊の本にまとめたものです。
12人の識者によるさまざまな切り口から、リニア新幹線の問題点が浮かび上がります。

書店販売は長野県内ですし、アマゾンでも買えますが、
注文は直接こちらまで 税込み1冊1000円です!(送料別)
0265−39−2067(宗像)
munakatami@gmail.com

会のサイト等で紹介しています。
http://akaishimonitor.jp/opinion/
http://o-emu.net/news/

大鹿村内では「ろくべん館」で購入いただけるほか、
長野県内の各書店で販売しています。

もくじ

現実になったリニア災害 ──宗像 充・6
自然はひらめきを産む母体 ──前島 久美 ・20
「第二のスーパー林道」は必要か? ──塩沢 久仙 ・27
危機に瀕する南アルプス高山植物 ──鵜飼 一博 ・34
南アルプスは人と自然の共生のモデル地域 ──佐藤 博明 ・41
早川町奈良田・山郷で受け継がれた文化のオリジナリティー ──深沢 守・48
南アルプストンネルの危険性 ──松島 信幸 ・55
自立した登山者たちの登竜門 ──掛川 義孝 ・62
「美しい村」の歴史と文化を守れ ──中川 豊 ・69
水が濁り魚が死んでからではもう遅い ──村田 幸信 ・76
「リニアは巨大なスマホだ」利便性追求の果てにあるもの ──成瀬 陽一・83
村の苦悩を生き抜いた霜月祭り・大鹿歌舞伎 ──中 繁彦 ・90
みんなの南アルプスにするために ──若松 伸彦 ・97

宗像 充(むなかたみつる)*ライター
!新刊「南アルプスの未来にリニアはいらない」発売中!
〒399-3502 長野県下伊那郡大鹿村大河原2208
T・F 0265-39-2067
Mailto munakatami@gmail.com

リニア市民ネット東京と連系団体で国交省へ要望書を提出・懇談してきました

奈須りえさんブログ転載
https://blog.goo.ne.jp/nasrie/e/fe970342c08bedbbad3b0265771a4033

リニア中央新幹線大田区、品川区、世田谷区、川崎市、町田市、、、を通りますが、反対運動がみられるのは、おもに山梨や長野、静岡で、都市部の反対運動はあまり目に見えません。(私は問題があると言い続けているのですが)

それもそのはず、どこを通るのか、明らかにされてこなかったのです。

3月20日にJR東海国土交通大臣大深度地下使用の認可の申請をしたことで、5月(3月ではない)に明らかになった申請書類から、位置が確定され、当事者(直上や極めて近くに住んでいる方たち)が声を上げ始めました。

そこで、地域住民の会とリニア市民ネットで国土交通省に認可しないよう要望書を提出するとともに、住民からの要望や問題点について懇談してきました。

現在、同じ大深度地下を使用している外かん道の野川直下の工事において、川に気泡が出ています。

大深度地下といっても、地上への影響があることから、心配して聞いたところ、
【現在、工事との関係について東日本高速道路株式会社NEXCOが調査中】ということでした。リニアの工事にも影響することから、


①調査が公平中立な内容になるよう、調査機関は、東日本高速道路株式会社の関係会社や東日本高速道路株式会社が決めた機関ではなく、公募などにより行政が決めるべき、あるいは、国の研究所などの機関に行わせるべきではないか。
→要望の趣旨はわかった。

②こうした工事に影響があると思われる事象が発生した場合、調査を決めるのはどこか。どういった要件により調査は行われるのか。リニアの工事で、住民が影響が出たといえば、すべて事業者は調査するのか。大深度地下法に基づく基準やルールはあるのか。

●住民の訴えにより調査する。その基準となるのは大深度地下の公共的使用に関する基本方針 。http://www.mlit.go.jp/common/000053441.pdf


③土地収用の前提である事前補償はしないとされているが、こうした地上への影響に対し、事後の補償はどうなっているのか。
損失補償はしない。 
 ●損害については、大深度地下の公共的使用に関する基本方針 の範囲で行う。→個人賠償はなく環境等に対する影響は、事業者の責任で対策する、ということか?
 ●個人の損害賠償は法的手続きの元行う

④外環道の野川の気泡について、東日本高速道路株式会社が調査を行うのも、周辺住民との対話が存在するから。現時点で、JR東海と住民との間の対話はとれていない。JR東海は質問には答える、というが、
 ◉事務所に質問に行ったが、回答は数か月後
 ◉訪れたら了解なく防犯カメラでとられた
 ◉高齢者がいる場で1時間程度席を進められることなく立たされたまま応対

など、社会的な意義のある事業を遂行するため、誠実に事業の安全性や妥当性ほかについて理解を得ようとしているとは感じられなかった。仮に、リニア工事による影響を住民がうったえて、JR東海は対応するだろうか。しかも、すべての住民の声に誠実に対応するのか。直下の住民だけか。10mまでか、100mなのか等々。
そもそも、日ごろの対話が存在してはじめて、交渉はなりたつ。逆に言えば、対話を避ければ交渉せずに済む。J
R東海には、住民に対し誠実な対応を求めることを要望。


JR東海はリニアはフェールセーフであると公聴会で語った。しかしリニアはそのように言うことはできない。
かつて原発がフェイルセイフだと宣伝して福島の悲劇が生じた。
多重防護とフェールセイフは異なるのである。危険なものを安全だと宣伝することは許されない。このリニアがフェイルセイフではなく安全な技術ではないことは以前JR総研の研究員が、教えてくれたもの。言ったもの勝ちのように、事実でないことを発言するのは問題。

⑥そもそもの公共の利益とはどう判断するか
ここで判断↓
 交通政策審議会陸上交通分科会鉄道部会 中央新幹線小委員会
中央新幹線の営業主体及び建設主体の指名並びに整備計画の決定について」 答申



そのうえで、国交省には、

間のJR東海が行った住民への説明について、時系列にその内容、対象や範囲の提出をお願いしました。

リニア市民ネット、および関係住民団体は、引き続き、必要な調査、要望をしていきます。





(リンクの貼っている部分や写真があります!!詳細は[https://blog.goo.ne.jp/nasrie/e/fe970342c08bedbbad3b0265771a4033:title=
大田区議会議員 奈須りえ フェアな民主主義を大田区から ブログ」]へ直接アクセスしてご覧ください)