11.2(土)リニア新幹線工事の現状と課題~日弁連意見書の公表から5年を経過して~
シンポジウム
リニア新幹線工事の現状と課題~日弁連意見書の公表から5年を経過して~
(日本弁護士連合会HPから転載)
2014年6月19日、日弁連は「リニア中央新幹線計画につき慎重 な再検討を求める意見書」を公表し、JR東海のリニア中央新幹線計画 について、
1 南アルプスをトンネルで貫くことなどによる自然環境に対する悪 影響、
2 工事に伴う残土等処理等の問題などを指摘し、リニア中央新幹線計画の慎重な再検討を求めました。
同年10月17日に始まったリニア新幹線の工事は、5年後の今、どの ようになっているのでしょうか。
日弁連公害対策・環境保全委員会における 工事地域の現地調査等をふまえ、様々な分野の専門家を迎えて、リニア 新幹線工事の現状と課題について多角的に検討を行います。
登壇者(予定)
塩坂邦雄氏(静岡県環境保全連絡会議・水道構造専門委員)
桂川雅信氏(日本科学者会議⻑野支部幹事)
川村晃生氏(慶應義塾大学名誉教授) ほか、
日弁連公害対策・環境保全委員会委員
https://www.nichibenren.or.jp/event/year/2019/191102.html
10.11(金)ストップ・リニア!訴訟 第16回口頭弁論&コラム:東部低地帯の地震水害、地下鉄犠牲者は?
時間: 午後2時30分(開廷時間)集合: 午後1時15分(東京地方裁判所)第16回口頭弁論が2019年10月11日(金)午後2時30分から、東京地方裁判 所103号法廷で開かれます。法廷では、提訴の理由になっているリニア計画の事業性の欠如、安全対策の欠陥、南アルプスの地質構造の複雑さについて、それぞれの研究者、専門家による立証予定を述べます。また、減水問題の解決に消極的なJR東海と反発する静岡県の隔たりについて意見を述べます。原告側も、これまで同様に多くの皆さんの結集で 傍聴席を埋めましょう。<10月11日の行動予定>
13:15 東京地裁前集合 地裁前集会
14:00 傍聴券抽選
14:30 開廷 東京地方裁判 所103号法廷(拍手などはしないで静粛に!)
15:20 閉廷
16:00 裁判報告
16:30 沿線各地からの現況報告
工事の状況や影響を中心に。
(14:30~1階ロビーで入館証配布)
会議室入室は午後3時半からです。
17:45 終了予定
linearstop.wixsite.com ストップ・リニア訴訟原告団サイトより
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ストップリニア裁判進行中 水源問題、磁界などもさらに追及へ
自然破壊、電力浪費、事故の危険性・・・などなど問題の多いリニア計画ですが、裁判も口頭弁論が15回に及んでいます。国交省はJR東海と完全にグルとなり、だんまりを決め込んでいて、私達原告の追求にも一切口をつぐんだままです。
ルートも明確に定まっておらず、残土捨て場、その運搬ルートも明らかにしないまま工事を始めようとしているのは、明らかに環境アセスのルールを無視しています。そして電磁波(磁界)についてはデータを出さないままです。答えられないのなら事業を進めることはできない!はず。その態度を世間はそして裁判長はどう見るのか。これから改めて追及していく計画です。
地震のとき都市の地下はどうなる? 地下鉄利用者の犠牲は何万人?
首都に大地震がやってくるのは時間の問題というが、水害は津波ばかりではない。堤防が決壊しゼロメートル地帯が浸水する「地震水害」がある。資料によると、<堤防決壊により際限のない海水の侵入が始まる。氾濫流はゼロメートル地帯を水没させる。洪水は毎日2回、海の干満に合わせくり返される>とある。(「水害列島」土屋信行著)。
夕方6 時に東部低地帯を中心に発生する震度6強のとき、エリア内の鉄道に28万7千人が滞留する。地下鉄の場合、浸水到達までに防水壁を閉じることが出来なければ、トンネル内に浸水が広がる。これは津波より早い。犠牲者の数を著書では3万5千人〜8万1000人と推定している。
私たちはこの危険性をあえて知らないように毎日地下鉄に乗っているのでは?
そしてリニアの大深度地下品川駅から逃げられないことも、ないことにしてしまっているのでは?(かけひ記)
『がうす通信(2019/8/25) 158号』より抜粋
ガウスネット・電磁波問題全国ネットワーク http://www.gsn.jp
「リニアまんが訴訟」の電子署名にご協力ください
7.19(金)ストップ・リニア!訴訟 第15回口頭弁論&シンポ・大井川の減水対策不備のリニア工事は無理
ストップ・リニア!訴訟
第15回口頭弁論
午後 1 時前、工事中止へ公正な判決を求める署名提出
期日: 7月19日(金)
時間: 午後2時30分
(開廷時間)集合: 午後1時15分
(東京地方裁判所)
6.22(土)「生活の中にひそむ電磁波被曝による身体への影響」荻野晃也氏
電磁波問題の学習会の案内
このたび下記の概要で電磁波問題を考える学習会を開催することになりました。
仮タイトル:生活の中にひそむ電磁波被曝による身体への影響
講師:荻野晃也氏
日時:6月22日(土) 13:30分~16:00
場所:板橋グリーンホール(TEL:03-3579-2221)
資料代:500円
主催:電磁波からいのちを守る全国ネット(予定)
5G の導入と連動して、スマホから Wi-Fi、さらにはLEDまで、電磁波の産業利用が拡大す るなか、電磁波被曝による人体影響が指摘されるようになっています。こうした情況の下で、 WHOの外郭団体である国際がん研究機関(IARC)は、4月18日、「来年、マイクロ波の発癌評 価を見直す作業を開始する」との声明を発表しました。現在の「グループ 2B」から、「グルー プ 2A」、もしくは確実に発癌性があることを示す「グループ 1」への変更を求めたのです。
しかし、産業界の利権と直結しているために、広告に依存した日本のメディアはほとんど、 電磁波問題を報じていません。かつて電磁波(放射線)は、原発のガンマ線など、エネルギー が高いものだけが危険で、家電などから放出される超低周波の電磁波は安全だと考えられてい たのですが、現在ではエネルギーや周波数とはかかわりなく、人体影響があることが定説にな っています。特に幼児が受ける影響は深刻です。
学習会では、荻野氏に IARC による発癌評価の問題や日常生活に潜む電磁波の人体影響に関す る最近の話題と問題点などを中心としてお話しいただきます。また、質疑応答の時間を十分に 設け、電磁波問題の専門家と直接対話できる機会を提供します。皆様の参加をお待ちしており ます。