10.13 講演会 (東京/青山)

『飛んで火に入るリニアの虫〜アーサー・ビナードさん講演会』
百害あって一利なしのリニアはいったい何のための利権なのか。この巨大なペテンをどうしたら食いとめられるのか。アメリカに生まれ育ち、美しく日本を歌いあげる詩人と一緒に、リニアを見抜き、出口戦略を考えましょう。

◇後半:対談 川村晃生さん(慶應大学名誉教授、環境人文学)

◆日時:10月13日(月 祝)13:30〜16:30
◆場所:東京ウイメンズプラザ ホール
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-67

<交通のご案内>
●JR・東急東横線京王井の頭線東京メトロ副都心線
渋谷駅宮益坂口から徒歩12分
東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線
表参道駅B2出口から徒歩7分
●都バス(渋88系統)
渋谷駅から2つ目(4分)青山学院前バス停から徒歩2分

◆参加費:当日1000 円(前売り800 円)
◆保育あり:菓子代200 円
◆主催:リニア・市民ネット 連絡:042-565-7478

アーサー・ビナードさんプロフィール
詩人・翻訳家・絵本作家

1967年7月2日、アメリカ・ミシガン州の生まれ。ニューヨーク州コルゲート大学で英米文学を学び、在学中にイタリアへ2年余り遊学した後復学、卒論を書く中で日本語と出会い興味を持つ。

1990年、卒業と同時に来日した。豊かな言語センスに加えて、旺盛な好奇心と研究心、何より人間を見つめる心の温かさが多くの詩作品を生み出し、高く評価されるに至る。

2001年、詩集『釣り上げては』(思潮社) で中原中也賞を受賞
2005年、『日本語ぽこりぽこり』(小学館) で講談社エッセイ賞を受賞
2007年、『ここが家だベン・シャーン第五福竜丸』(集英社)で日本絵本賞受賞
2008年、詩集『左右の安全』(集英社) で山本健吉文学賞を受賞
2012年、『探しています』(童心社)で講談社出版文化賞絵本賞受賞
2012年、広島文化賞を受賞

この講演会の前後にリニア中央新幹線建設が始まるかもしれません。JR 東海は10月着工と発表しました。
沿線各都県の意見書も出され環境破壊の懸念についての指摘がなされたにもかかわらず、JR東海はまったく答えることなく、形式上の手続きを終えています。南アルプスにトンネルを掘ることの環境破壊、電力浪費、電磁波公害、事故の危険性、そして採算性についても、具体的な答えの出しようもないのがリニアということなのでしょう。
原発と同様子孫につけを残すことが確実な事業です。いま止める策を考えましょう。