「しあわせの経済 国際フォーラム2017 in東京」

2日目の11/12(日)白金大の明治学院大キャンパスにて
「しあわせの経済マルシェ」にリニア市民ネットがブース出展


このフォーラムはスロームーブメントの辻信一さんらが主催、社会のスピードから降りてゆっくり生きる事、そして本当の幸せってなんだろう?と考え実践している人々が、世界中から集まって行われました。

リニア問題を海外にも知らせるまたとないチャンス。
私たちはパンフレットの英訳をプリントしてたくさんの海外からの参加者に配布させていただきました。
「どこの政府も時代遅れな環境破壊をしたがって困ったものだ」、オーストラリアからの参加者が「パンフを読んだよ」と共感しつつも嘆いていました。また、日本の人口のピークは既に過ぎて、下降線を辿っているでしょう?今後上昇するのかね?と呆れ顔でもありました。リニアの大きな疑問点をついています。

たった20分程度のスピード短縮のために、南アルプスにトンネルを掘るなど・・・。この場ではまさに狂気なのですが、それを現実に推進している日本社会です。
大きなギャップを痛感させられ、生きることの価値観を問い直すリニア開発であることに、改めて思い至りました。

オーガニックな食品と製品、フェアトレード食品や小物などを販売するブースや、気候変動問題や自然エネルギーなどに取り組む団体のブースが出展し、会場ではユニークな活動をしている各地の人たちのトークが続いていました。

フォーラムの内容などはこちら
http://economics-of-happiness-japan.org

フォーラムの大きなテーマは「ローカル イズ ビューティフル」です。
グローバル経済に対して、地元に根ざし、地域で回る経済こそ美しいというようなことでしょうか。

JR東海や計画を認可した国は、東京と名古屋を直線で結ぶことに躍起になっていますが、時代は都市間を移動するよりも、地域地域が豊かに自立する分散型にシフトしようとしているのではないでしょうか。
若者世代のスタッフたちともお話ができました。署名用紙を持ち帰って集めてくれるそうです。彼女たちも、自然を一度壊したら、人間の手では元に戻せず、人間だけでなく動物たちも植物もいる、その自然環境をそのままにしておいてほしいという願いのところで繋がれたように感じました。

これからも機会を見つけてリニアが不要で無謀なことを訴えていきます。

*参加者のサイトにアーカイブが掲載されました。
 基調講演ほか、動画が収録されているのでご参照ください。
 ローカルシフトの始め方(しあわせの経済学世界フォーラム写真&担当分科会動画記録)
 http://www.blog-headline.jp/agriability/2017/11/post_314.html