10.11(金)ストップ・リニア!訴訟 第16回口頭弁論&コラム:東部低地帯の地震水害、地下鉄犠牲者は?

10.11(金)ストップ・リニア!訴訟 第16回口頭弁論傍聴席を埋め原告側を応援しよう!リニア関連研究者の立証計画を提起。静岡県内のリニ ア工事ストップについて、地元の立場で主張する。期日: 10月11日(金)
時間: 午後2時30分(開廷時間)集合: 午後1時15分(東京地方裁判所)第16回口頭弁論が2019年10月11日(金)午後2時30分から、東京地方裁判 所103号法廷で開かれます。法廷では、提訴の理由になっているリニア計画の事業性の欠如、安全対策の欠陥、南アルプスの地質構造の複雑さについて、それぞれの研究者、専門家による立証予定を述べます。また、減水問題の解決に消極的なJR東海と反発する静岡県の隔たりについて意見を述べます。原告側も、これまで同様に多くの皆さんの結集で 傍聴席を埋めましょう。<10月11日の行動予定>
13:15 東京地裁前集合 地裁前集会
14:00 傍聴券抽選

14:30 開廷  東京地方裁判 所103号法廷(拍手などはしないで静粛に!)
15:20 閉廷
16:00 裁判報告
16:30 沿線各地からの現況報告
工事の状況や影響を中心に。

衆議院第二議員会館多目的会議室
 (14:30~1階ロビーで入館証配布)
  会議室入室は午後3時半からです。

17:45 終了予定

ストップ・リニア!訴訟原告団事務局:問合せ 080-6545-8784 橋本

東京地裁は、地下鉄丸ノ内線、千代田線A1出口から徒歩1分です。

              linearstop.wixsite.com  ストップ・リニア訴訟原告団サイトより

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ストップリニア裁判進行中  水源問題、磁界などもさらに追及へ 

 自然破壊、電力浪費、事故の危険性・・・などなど問題の多いリニア計画ですが、裁判も口頭弁論が15回に及んでいます。国交省JR東海と完全にグルとなり、だんまりを決め込んでいて、私達原告の追求にも一切口をつぐんだままです。

 ルートも明確に定まっておらず、残土捨て場、その運搬ルートも明らかにしないまま工事を始めようとしているのは、明らかに環境アセスのルールを無視しています。そして電磁波(磁界)についてはデータを出さないままです。答えられないのなら事業を進めることはできない!はず。その態度を世間はそして裁判長はどう見るのか。これから改めて追及していく計画です。

 地震のとき都市の地下はどうなる? 地下鉄利用者の犠牲は何万人?

 首都に大地震がやってくるのは時間の問題というが、水害は津波ばかりではない。堤防が決壊しゼロメートル地帯が浸水する「地震水害」がある。資料によると、<堤防決壊により際限のない海水の侵入が始まる。氾濫流はゼロメートル地帯を水没させる。洪水は毎日2回、海の干満に合わせくり返される>とある。(「水害列島」土屋信行著)。

 夕方6 時に東部低地帯を中心に発生する震度6強のとき、エリア内の鉄道に28万7千人が滞留する。地下鉄の場合、浸水到達までに防水壁を閉じることが出来なければ、トンネル内に浸水が広がる。これは津波より早い。犠牲者の数を著書では3万5千人〜8万1000人と推定している。

 私たちはこの危険性をあえて知らないように毎日地下鉄に乗っているのでは?

そしてリニアの大深度地下品川駅から逃げられないことも、ないことにしてしまっているのでは?(かけひ記)

『がうす通信(2019/8/25) 158号』より抜粋

ガウスネット・電磁波問題全国ネットワーク http://www.gsn.jp