10.23リニア講演会(静岡)お知らせ

10.23静岡シンポジウム「NO!浜岡・NO!リニア」

リニアの膨大な電力確保のために、浜岡原発再開なのか!
 フクシマ・原発放射能・電磁波・環境破壊を語ろう!

◆特別講演

 広瀬隆 ジャーナリスト・作家・市民活動家 「浜岡原発運転再開のためのリニアに絶対反対する!!」

◆司会 

川村晃生 慶応大学教授 リニア・市民ネット代表

◆報告者

 荻野晃也   電磁波環境研究所所長 元京大工学部講師
 橋山禮治郎  千葉商科大学大学院客員教授
 松島信幸   地質学者 飯田リニアを考える会 会員
 広瀬隆    ジャーナリスト・作家・市民活動家
 赤堀ひろ子  生活クラブ生活協同組合 静岡顧問

◆とき 10月23日(日)13時より17時00分
 ところ 静岡県コンベンションアーツセンターグランシップ(会議ホール・風11階)
JR東海道本線・東静岡駅南口下車正面)住所静岡市駿河区池田79-4 054−203−5713

◆参加費:500円(資料代として)

◆実行委員会
 リニア・市民ネット/ ガウスネット/ 全国自然保護連合/ みどり・山梨/
 学習グループコスモス/ 生活クラブ生活協同組合静岡/ J R 東海労働組合など

◆リニア・市民ネット事務局 懸樋哲夫
 連絡先 東京都東大和市仲原3-10-1-C201 042-565-7478 FAX042-564-8664

<講演会・シンポジウムへのご参加を>
    リニア・市民ネット代表 川村晃生

 3月11日に発生した東日本大震災は、福島第一原発事故をも誘発して、今もこの国を震撼させ続けています。大津波による惨禍だけであったら、犠牲になられた方々には、人の力が及ばぬとしても、それ以外のことについては、何とかこの国の復興の見取り図は描けたかもしれません。しかし、そこに原発事故による放射能の影響がどのように表れるのか今もって未知数であるだけに、今後どのような国の姿を描けば良いのかまだ誰にもわかっていません。

 しかし、少なくともこの度の惨劇が、この国の形を変えざるを得ない状況に追い込んでいることだけは間違いないでしょう。原子力によって生み出される過剰なエネルギーを使い放題使って、経済成長だとか利便性だとかを追い求めてきたツケが、いま私たちに回されていることだけは、確信を持って言えるのではないでしょうか。もう「命よりカネ」路線からは抜け出さなければなりません。

 さて、リニア中央新幹線構想は、その原子力路線に乗っかって進められてきた事業です。建設費、維持費、自然破壊、過剰なエネルギー需要、電磁波など様々な問題を抱えていながらも、ひたすら経済成長と利便性をお題目にリニア計画は進められてきました。そこに大震災が発生しました。「リニアは終わり」と思ったのは私たちだけではないでしょう。ところが、大震災を踏まえた議論がほとんどされないまま、リニアは着工に近づきつつあります。大深度地下を通るリニアは大地震が襲っても大丈夫なのか、新幹線の数倍というエネルギーの供給見通しはあるのか、疑問がふくらむばかりです。

 この度、菅直人前首相は、浜岡原発の一時停止とエネルギー政策の転換を決断しました。浜岡原発を再び稼働させてはいけません。このまま運転を中止させましょう。リニアの電力も浜岡から供給される可能性があります。浜岡を止めよう!リニアも止めよう!この二つのことを目的に講演会・シンポジウムを行います。
                              皆さん!共に考えましょう!