4.21リニア講演会(お知らせ)

リニア講演会(4.21 神奈川県川崎市
 『あなたの真下を「リニア」が通る〜リニア新幹線は必要なの?〜』

 リニア新幹線を考える東京・神奈川連絡会とリニア・市民ネット主催によるシンポジウムのご案内です。

 現在、東京―名古屋―大阪を結ぶ、リニア中央新幹線の計画が進められ、神奈川県では横浜市川崎市相模原市、東京都では町田市、稲城市などがルートに入り、建設着工が迫っています。立坑で町の環境破壊、原発数基分とも言われる電力消費、電磁波の健康被害、9兆円という巨額の工事費でJR東海の財政は?また超高速の技術にも不安があります。そもそもこのような大規模事業は必要なのでしょうか?
「鉄道の未来学」の著者で、新幹線などの事情に詳しい梅原淳氏のお話をうかがいます。

第一部講演:梅原淳氏「リニア新幹線に未来はあるか?」

◆プロフィール

1965 年生まれ。大学卒業後、三井銀行(現在の三井住友銀行)に入社。その後、雑誌
編集の道に転じ、交友社月刊「鉄道ファン」編集部などを経て2000(平成12)年から
フリーランスとなる。現在は鉄道ジャーナリストとして書籍の執筆や雑誌への寄稿
を中心に活動中。新聞やテレビ、ラジオでのコメントなども行う。千葉県富津市在
住。
著作『鉄道の未来学』(角川書店、2011 年9 月)、『毎日乗っている地下鉄の謎』(平凡社
2010 年10 月『新幹線の科学』(ソフトバンククリエイティブ、2010 年7 月)、ほか多数

第二部講演:川村晃生氏「リニア・スピードの原罪」

慶応大学文学部教授環境人文学、2009 年3 月結成されたリニア・市民ネット代表。全国自然保護連合の代表も務めている。文学と自然環境,及び環境問題や命の問題に関心をもって取り組んでいる。著書「壊れゆく景観」

第三部:パネルディスカッション

梅原淳氏(鉄道ジャーナリスト)
川村晃生氏(慶応大学教授・全国自然保護連合代表)
懸樋哲夫氏(リニア市民ネット事務局/ガウスネット代表)
小林光昭氏(JR 東海労働組合書記長)
猪股美恵氏(川崎市議)
コーデイネーター:天野捷一氏(脱原発かわさき市民)

川崎市総合自治会館ホール
JR 南武線東急東横線目黒線武蔵小杉駅徒歩7 分
http://www.jichizaidan.or.jp/koutuu.htm

主催:リニア新幹線を考える東京・神奈川連絡会/リニア・市民ネット

リニア新幹線を考える東京・神奈川連絡会>
(2011 年11 月発足)

 わたしたちは、川崎、相模原、横浜、町田、稲城などのリニア計画の沿線住民の会です。
リニア新幹線の計画はJR 東海や国交省の説明は全く不十分であり、多々ある疑問点に納得いくように説明を求めていきます。計画の安全性ついて確認できるまではJR 東海の建設はストップすることを求めて活動します。また問題点を広く知ってもらうこと、さらに行政への働きかけもしていきます。」

 リニア中央新幹線の計画や地域への影響を一緒に学び考えませんか?

 連絡先:042-565-7478(かけひ)・090-6012-1907(伊藤)